日本歯科矯正専門医学会から学ぶこと
2012年6月25日
こんにちは 代官山アドレス歯科クリニック、歯科衛生士の紺野です。
昨日、6月24日(日) 代官山アドレス歯科クリニック、院長 大河は
東京SJCDセミナー・レギュラーコースの インストラクターをしておりましたので、
私は『日本歯科矯正専門医学会』に行ってきました
富山市の澤端先生
松山市の三瀬先生
港区の与五沢先生
の講演でした。
衝撃的だったのは 与五沢先生の講演の中で 海外で矯正治療を開始し、
日本で3件の矯正医にかかり 『次回、装置を外します』と言われて
不安を抱いて与五沢先生の所に相談に来た患者さん。
口腔内の写真を見た瞬間 私は鳥肌がたちました。
目を覆いたくなるような状態でした。
40年以上も矯正医として第一線で活躍されている与五沢先生でも、
この状態ではどうすることも出来ないと 治療を断ったそうです。
装置を外して6日目にもう一度来院した時の写真では、既に噛み合わせが悪くなっていました。
乱暴に歯を動かし生体のシステムなど考慮しないで治療してしまった結果なのだと思います。
先日、代官山アドレス歯科クリニックでも『発音が良くなるから』と発音障害でもないのに 舌側の歯を削られて、
本来の歯の形態を崩されてしまった患者さんがいました。
ここ数年、インプラント治療でもトラブルや失敗などのニュースが急増しています。
現在、日本での歯科医院の数はコンビニより多いと言われています。
患者さんも沢山ありすぎて、どの歯科医院を選べば良いか難しいと思いますが
『安い』『早い』『歯を抜かない』『目立たない』等の言葉に騙されないようにしてください
与五沢文夫先生が顧問をしている日本歯科矯正専門医学会(JSO)のホームページです
http://www.jso.or.jp/